■「小沢氏は政治的けじめはつけた」
−−小沢前幹事長に引き継ぎの要請はされたか。前幹事長のやり方の、一番どこを評価して引き継ぎたいか。どこを直したいのか。
「内定して、すぐに、『ごあいさつにうかがいたい』ということをお願いしておりましたが、引き継ぎのためにお会いいただける方向で今、調整をしていただいている段階でございます。具体的な話はまだ申し上げる段階ではありません。
私は国会に入りまして以来、常に政治の中心にあって、この国の政治を変えていくということの先頭に立ってこられたということについては、大変学ぶべき点が多いと思っています。
特に政治は、オープンな議論と、それをある段階で集約して決める。決めたら、みんなで一致して走る。
その、みんなで一致して走るというのについて、議論が拡散するのではなくて、集約してまとめて実行していくことについてのこれまでの前幹事長の経験や力は、学んでいかなければいけないと思っています。もう一つは、選挙はあくまでも政策実現の道具です。手段の一つだが、しかし、その道具を使いこなさなければ、政策実現できない。前幹事長がおっしゃられていた選挙に対する意識は、私も大変見習わないといけないと思っている」
−−小沢前幹事長の証人喚問なり政倫審(政治倫理審査会)への出席要求が野党から出ている。安住(淳選対委員長)さんも前向きだが、どうか。参院選で(改選2以上の複数選挙区で複数候補擁立を見直して)候補を絞る考えはあるか選挙は
「1点目は、私自身、前幹事長に政治的な説明やそういったことをお願いをしてきました。ただ、ここで気をつけなければならないのは、政治責任の問題と法的責任の問題と、2つの問題がかぶっている。
そうした観点からすると、一定の政治的なけじめを今回つけられたというなかで、現に、検察審査会の議論をしている。法的責任の問題については、防御権その他がございます。私も弁護士の1人です。そのことについては、一定の配慮をしなければならないと思っております。
一定のそうしたところの結論が出ていない段階では、個人としての法的な段階での防御権は、一定の配慮をするべきだ。その問題と政治責任の問題は別だと思っておりますので、最終的には、国会対策委員会。国会の方で、各党のご主張と調整、議論していかなければなりませんが、そうした基本的スタンスを持ちながら、対応してまいるべきだと思います」
「選挙については、現在の選挙の情勢について改めて情報収集しないといけない。それに基づいて情勢分析をしていく。選挙は勝たなければならないというのは、前幹事長とまったく考え方が一緒ですので、そのために何が必要か。その情報をしっかりと把握して判断したいと思っております」
−−枝野体制と小沢体制の違いは何か。もう少し明確にうかがいたいが、前幹事長に証人喚問が出ている。一部には政倫審でいいという声もある。証人喚問か。政治倫理審査会がよいか。具体的に答えを。
「何が違っているか。おそらく、平均年齢が全然違っているだろうなと思います。その分、政治経歴が違う。政治経歴が違えば、たとえば、いろんな政治的な手法についても、多分、色んな違いが、世代による違いがあるだろう。そうした違いは間違いなくあるんだろうなと思います。
私自身は、私たちの世代が、苦手な分野で同じことをやろうと思ってもしかたがない。得意な分野をいかす。できるだけ、透明な説明責任で、言論をもって、国民の皆さんを説得するというところの強みをいかしていければと思っています」
「後者については、政治的な責任の問題と法的な責任の問題が、特に幹事長を離れられるという政治的なケジメをつけられた以上は、今までと劇的に状況が違っていて、法的な個人としての、個人としての防御権の問題を、相当、配慮しないといけないと思っております。
したがって、今、具体的に、政倫審なり、ご本人の希望、要望がベースになっておりますので、まったく話をうかがってないし、法的な問題と政治的なところの把握はできていませんので。具体的にお答えする段階ではないと思います」
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「内定して、すぐに、『ごあいさつにうかがいたい』ということをお願いしておりましたが、引き継ぎのためにお会いいただける方向で今、調整をしていただいている段階でございます。具体的な話はまだ申し上げる段階ではありません。
私は国会に入りまして以来、常に政治の中心にあって、この国の政治を変えていくということの先頭に立ってこられたということについては、大変学ぶべき点が多いと思っています。
特に政治は、オープンな議論と、それをある段階で集約して決める。決めたら、みんなで一致して走る。
その、みんなで一致して走るというのについて、議論が拡散するのではなくて、集約してまとめて実行していくことについてのこれまでの前幹事長の経験や力は、学んでいかなければいけないと思っています。もう一つは、選挙はあくまでも政策実現の道具です。手段の一つだが、しかし、その道具を使いこなさなければ、政策実現できない。前幹事長がおっしゃられていた選挙に対する意識は、私も大変見習わないといけないと思っている」
−−小沢前幹事長の証人喚問なり政倫審(政治倫理審査会)への出席要求が野党から出ている。安住(淳選対委員長)さんも前向きだが、どうか。参院選で(改選2以上の複数選挙区で複数候補擁立を見直して)候補を絞る考えはあるか選挙は
「1点目は、私自身、前幹事長に政治的な説明やそういったことをお願いをしてきました。ただ、ここで気をつけなければならないのは、政治責任の問題と法的責任の問題と、2つの問題がかぶっている。
そうした観点からすると、一定の政治的なけじめを今回つけられたというなかで、現に、検察審査会の議論をしている。法的責任の問題については、防御権その他がございます。私も弁護士の1人です。そのことについては、一定の配慮をしなければならないと思っております。
一定のそうしたところの結論が出ていない段階では、個人としての法的な段階での防御権は、一定の配慮をするべきだ。その問題と政治責任の問題は別だと思っておりますので、最終的には、国会対策委員会。国会の方で、各党のご主張と調整、議論していかなければなりませんが、そうした基本的スタンスを持ちながら、対応してまいるべきだと思います」
「選挙については、現在の選挙の情勢について改めて情報収集しないといけない。それに基づいて情勢分析をしていく。選挙は勝たなければならないというのは、前幹事長とまったく考え方が一緒ですので、そのために何が必要か。その情報をしっかりと把握して判断したいと思っております」
−−枝野体制と小沢体制の違いは何か。もう少し明確にうかがいたいが、前幹事長に証人喚問が出ている。一部には政倫審でいいという声もある。証人喚問か。政治倫理審査会がよいか。具体的に答えを。
「何が違っているか。おそらく、平均年齢が全然違っているだろうなと思います。その分、政治経歴が違う。政治経歴が違えば、たとえば、いろんな政治的な手法についても、多分、色んな違いが、世代による違いがあるだろう。そうした違いは間違いなくあるんだろうなと思います。
私自身は、私たちの世代が、苦手な分野で同じことをやろうと思ってもしかたがない。得意な分野をいかす。できるだけ、透明な説明責任で、言論をもって、国民の皆さんを説得するというところの強みをいかしていければと思っています」
「後者については、政治的な責任の問題と法的な責任の問題が、特に幹事長を離れられるという政治的なケジメをつけられた以上は、今までと劇的に状況が違っていて、法的な個人としての、個人としての防御権の問題を、相当、配慮しないといけないと思っております。
したがって、今、具体的に、政倫審なり、ご本人の希望、要望がベースになっておりますので、まったく話をうかがってないし、法的な問題と政治的なところの把握はできていませんので。具体的にお答えする段階ではないと思います」
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by rvdfzk4rcg
| 2010-06-10 10:25